セキスイハイム~パルフェbj家日記~

セキスイハイムの家を建てました。家のこと色々書きます。

建売か注文住宅か

一戸建て住宅を考えた際、建売住宅にするか、注文住宅を建てるのか迷うかと思います。

それぞれのメリット・デメリットを並べて、私の個人的な考えを最後にお話したいと思います。

建売住宅のメリット

注文住宅に比べて値段が安い

建材をまとめて運ぶため、1棟あたりにかかる住宅のコストが低いです。そのため、販売価格も安くなる傾向が強いです。
私の住んでいる地域で注文住宅を建てるとだいたい4000万円前後ですが、建売なら3500万円くらいで買うことができます。

同じ世代の人達が多くなる

建売の場合、一つの地域に何棟かまとめて建てます。
そのため、住宅購入を考える30歳前後の世帯がまとめて移り住みます。
子供も必然的に同世代となるため、小学校の集団登校や、友達付き合いなどの交流が生まれ、自然とコミュニティが形成されます。

内覧ができる

購入前に内覧することで、実際の生活をイメージしやすいです。
他の住宅を購入しても、同じような間取りであるため、イメージをそのまま投影しやすいです。
先に住んでいる人のお宅を拝見できれば、更に生活のイメージは強くなります。

入居までの日数が短い

既に建物があるため、購入手続きを行えば比較的早く住むことができます。
値段が既に決定しているため、ローンを組むことも用意ですし、返済計画も立てやすいです。

建売住宅のデメリット

安っぽい家もある

注文住宅で細部までこだわった家を見たあとに、建売住宅を見ると、「うちってなんか安っぽい」と感じる方もいます。
また、ドア部分などは、基本的に高い部材を使用しませんので、こだわりが強いかたや、少しでも高級感を出したいと考えている方には向かないと思います。

工法がわからない

私個人的にはここが一番のデメリットだと思います。
建てたメーカーがどんな基礎を打って、どのような工法を使って建てたのか分かりづらいです。
また、営業マンの知識不足によって詳しい説明が受けられない場合もあります。
ちょっと話がそれますが、建築前の建売住宅を購入した場合、営業マンは「まだ図面はどうにでもなる」といいますが、なりません。
基本的に材料の手配を終えていますから、部屋の配置を多少変えられるか、細かいところを少し修正できるかできないかくらいしか変更はききません。

不特定多数の人が内覧したあとの家を買うことになる

メリットを活かした分、これはある程度受け入れなければならないでしょう。
内覧者もしっかりとスリッパを履いて、傷を付けないように気をつけますが、多くの人が出入りすれば多少痛みます。
本当にファーストオーナーになりたいと思っている人は避けたほうが良いでしょう。

家の値段にがっかりする

建売住居の値段から、その土地の平均額を引くことでおおよその住宅の値段を計算できます。
人気の土地で手頃なお値段の住宅は、それだけ住宅自体にかけるお金が少ないということですので、家の値段を知ったときかなりがっかりするでしょう。
しかし、納得した値段で、人気の土地に住むことができるのであれば、それはメリットだと言えます。

注文住宅のメリット

好きな土地に住める

自分で土地を選び、好きな大きさの家を作ることができます。
土地選びは大変ですが、大きな買い物だからこそ土地からこだわりたいのです。

細部までこだわれる

床の色、クロスの色、キッチン等の設備、階段、ドアの取手などあらゆる物を自分で決めて家を作ります。
すべてが自分好みのオリジナルの特別仕様です。
これこそ家を建てる醍醐味と言っていいでしょう。
一国一城の主としてお金の許す限りこだわり抜くのも良いでしょう。

間取りを決められる

家族計画や、家族の成長、自分たちの老後のことを考えて間取りを決めます。
共働きであれば、家事動線を意識した間取り。
2世帯住宅であれば、お互いのプライバシーに配慮した間取り。
子供の成長を意識すれば、リビング学習のできるスペースなど、家に住む人のことを考えて間取りを組み立てます。
設計士と一緒に家を作ることも家造りの醍醐味です。

家を建てる過程が楽しい

悩み、選択の多い注文住宅ですが、それらを経て一つの城を築き、住むことは人生の集大成といってもいいでしょう。
ときには金銭感覚が狂ってしまうこともありますし、少し面倒に感じることもありますが、それでも家造りは楽しいものです。

注文住宅のデメリット

値段が高い

建売住宅を比べるとかなり高いです。
土地と建物の合算となります。そして、家自体がオーダーメイドになるので、割高になります。

土地を探すのが大変

土地は生物です。
自分がいい土地だと思うものは、他の人も魅力を感じています。つまり、常にライバルが居ることを忘れてはいけません。
しかし、焦って買うものでもありません。
そして、家自体がいくらになるのか、その土地を購入したら、いくらの家が建てられるのかを考えながら土地を探さなければなりません。
地盤、学校、買い物、病院、通勤など、様々な要素がからんで土地の値段を決定しています。
地主さんとの交渉で多少値段を落としてくれるかもしれませんが、地主さん次第なので、交渉する際はうまくやりましょう。

いろいろと決めるのが面倒

細かいところを決めるのは家造りの醍醐味だ!なんて言ってしまいましたが、正直面倒に感じることは多いです。
こだわりたいところはすごく熱心にやりますが、どうでもいいなってところは面倒です。

ローンを組むのが大変

土地購入をするため、住宅とローンの2種類の手続きが必要です。
最終的には1つのローンになりますが、地主さんとの契約と住宅メーカーとの契約を交わす必要があるため、手続きや、銀行とのやりとりは大変です。
いい営業さんならうまく橋渡しをしてくれますが、悪い営業さんだと、放置なので、その場合はある程度は自分で動く必要はあります。
そして、住宅の値段は結構最後の最後まで確定しない場合が多いため、ローンの借入額が多すぎたり、少なすぎたりすることの無いように気をつけましょう。
ちなみに私は少し足りなかったので、頭金とは別に少し支払いました。

住み始めるまでが長い

土地購入、住宅の施工開始から住み始めるまでかなり時間がかかります。
渡しの場合はセキスイハイムで比較的早めに建つ家でしたが、住宅契約から5ヶ月ほどで着工、その後2ヶ月で引き渡しとなります。
ちなみにこれはかなり早い方で、普通は着工から4ヶ月~5ヶ月くらいで引き渡しです。
引き渡し後に外構工事(庭とかの工事です)が2週間から1ヶ月ほどで家が完成します。
多分建売住宅を購入した場合はこの半分くらいの期間で住めるでしょう。

私の考え

どちらもメリット・デメリットがあるため一概には言えませんが、私個人的には多少高くても注文住宅をおすすめします。
理由としては、家は替えが効かないものですので、工法のわからない家を選ぶのはリスキーだと感じるからです。
しかし、建売住宅でも、住友林業や、セキスイハイムなどの大手から出しているものであれば、値段は高いですが、安心だと思います。

なので

細かくいろいろこだわりたいという人は注文住宅

ちょっとめんどくさがりな人は大手メーカーの建売住宅

をおすすめします。

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