セキスイハイム~パルフェbj家日記~

セキスイハイムの家を建てました。家のこと色々書きます。

旗竿の土地はおすすめしない

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皆さん旗竿の土地を見たことがありますか?

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写真のように、進入路のある土地のことです。
なんとなく、進入路が竿、中の広いところが旗に見えてきませんか?

このような土地を購入するのはおすすめしません。


と、いっている私は旗竿の土地を購入したんですけどね。


しかし、それは旗竿の土地のデメリットよりも、他の要素にメリットを感じたからです。

土地選びは、その土地の形状などのメリットとデメリットを把握した上で選びましょう。

そこで、今回は旗竿の土地のメリット・デメリットを紹介します。

旗竿の土地のデメリット

ガス以外のライフライン整備の費用がかかる

土地を購入する際、この点については誰も教えてくれません。
私自身、諸経費の欄を見たときに異常に高い水道引き込み費に驚きました。

通常、水道管を新しく引き込むのにかかる費用は、30万ほどですが、見積もりを見ると100万となっていました。
1mの水道管の引き込み費用が1万~2万円程度なので、単純に道路から建設予定地までの距離を計算して出たそうです。

現実には、進入路の途中まで水道管が伸びていたそうで、40万ほどしか負担しませんでした。(前の地主さんが土地購入をした際に、やっていたそうです。当時の土地購入の条件だったらしいですが・・・詳細はわかりません)


次に電気です。
これは、道路にある電柱から自宅までの距離があると、途中で電線を中継するポールを立てる必要があります。
ちなみに私の土地にもポールが立っています。

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電線を直接引き込めない図

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ポールを設置して電線を引き込む図


また、電柱から、まっすぐ自宅に電線を引き込むと、お隣さんの土地に侵入してしまうので、ポールの位置も制限されました。


私の場合は、設計の最後の方でポールの具体的な話になりました。


ちなみにガス管は、ガス会社が負担して工事するので、施主がお金を出すことはありません。

以上のことから、なるべく早い段階でライフラインの関係はお話しておくことをおすすめします。

駐車方法に困る

車を複数台所有している、またはその予定のある方は、駐車方法も検討しておく必要があります。

車をどこに、どのような動線で駐車するのかを決めると、外構の話をすすめやすく、実際に住んでからも、困る場面は少なくなるでしょう。

セキュリテイ的に少し心配

旗竿の土地は、周りが家で囲まれていたりするため、あまり人目に付きません。

なので、侵入者がいても周囲の人が気づきづらいそうです。
そのため、防犯ガラス等の検討も必要かもしれません。(ダイワハウスは標準で1Fと、2Fの大きなガラスは防犯ガラスです。)

外構費用が高い

庭だけでなく、進入路も整備する必要があるため、費用がかさみます。


旗竿地のメリット

子供が交通事故に遭いづらい

車の走行する道路に直接面していないため、子供の飛び出しによる事故のリスクは多少低いです。
また、用事がある人しか基本的には入ってこないため、子供を安心して遊ばせることができます。

この点については、私の実家が旗竿の土地でしたので、メリットに感じました。
基本的に進入路は狭いので車は速度を出せません。また、車が進入路に入ってくれば音で認識できるので、怖いと思ったことはありませんでした。
しかし、油断は禁物です。

プライバシーが確保されやすい

道路に面していないので、多少油断してもすぐに人に見られることはありません。
大通りに面している家では、リビングのカーテンを開けっ放しにすることはなかなかないでしょうが、旗竿の土地ではあまり気にしなくても良いでしょう。

また、庭が散らかっていても、基本的に身内しか目にしませんので、ズボラな私にはあっていると思います。

土地の値段が若干安い

デメリットのほうが表に出やすいため、値段は落ち着いています。
好条件の地域であっても、少し安い値段で購入は可能です。(ライフライン整備の費用、外構費などが余分に掛かりますが・・・)


以上のことが、旗竿地に共通するメリット・デメリットではないでしょうか。


ちなみに私の購入した土地は、南側に家が建っているため、昼時に直接おひさまを見ることはできません。

しかし、強固な地盤で、水害のリスクの低いの地域であり、近くにスーパー、学校、病院があり、妻と私の通勤時間も、車で30分程度とかなり好条件の土地でした。

上で挙げたデメリットを差し引いても購入する価値のある土地だと判断したため、私は旗竿の土地を購入しました。(知らなかったデメリットも多かったですが)


みなさんは見かけの値段にだまされないよう、しっかりとメリットとデメリットを把握し、どこまで許容できるのかを考えながら土地選びを行ってみてはいかがでしょうか。

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外壁への投資は回収しやすい

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コーキングをする人


外壁材といえばサイディングですね。

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サイディング

サイディングの特徴としては、サイディングは、火に強く、工期が短くて済み、色や模様のバリエーションが豊富なので、自分好みの外壁を演出できます。




また、最近ではガルバリウムという鋼板の外壁材もあります。

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ガルバリウム

ガルバリウムは軽いので、耐震性に優れます。
基本的に構造物は軽いほうが揺れの影響を受けづらいため、軽い素材を用いることは家自体の耐震性を上げることに繋がります。

また、塩害の影響を受けづらいらしいです。(私は海の近くに住むつもりはなかったので、詳しくお話を聞いていません。知っている方教えてください。)


しかし、どちらの外壁材も、10年程度で再塗装や、シーリング更新をしなければなりません。

特にシーリングの劣化は、雨漏れによる家の性能や、耐震性を大きく損なうため、劣化する前に手を打つ必要があります。
木造住宅は構造上、壁の劣化は耐震性の劣化に直結しますので、命に関わります。


この外壁の修繕工事、1回あたり100万から150万ほど掛かります。

そして、工事周期は約10年です。

30歳で家を建てる私を例に取ると、平均寿命の80歳までに5回は外壁工事を行うことになります。

その総額は500万から750万になります。

現在の物価でこの値段ですから、将来的にもう少し物価が上昇すると仮定しますと、更に上乗せされると予想しています。


なので早い話、もっと耐久性のある外壁を選べば得をするという話です。



大手メーカーでは30年耐久の外壁を用意していたり、タイル外壁にすると、60年を保証する商品もあります。

私の家はセキスイハイムですので、標準でレリーフ外壁という30年耐久の外壁材が標準。オプションでタイル外壁にすると60年保証の商品も用意されています。(私は予算の都合で断念しました)


他のメーカーでも高耐久の外壁材がありまして、積水ハウスのベルバーンという商品が該当します。

このベルバーンについて、わかりやすく紹介している方がいらっしゃったので、そちらをリンクさせていただきます。

www.moricchi.com


気になる会社さんに高耐久の外壁材について訪ねてみると、回答があると思いますので、聞いてみることをおすすめします。


また、地元工務店で建てられる方には、旭トステムから出ているシーリングレスの外壁材「ガーディナル」やニチハから出ている「フュージェ」を選んだり、使用するシーリング材(コーキング材)を高耐久のものにしてみるのもおすすめです。

実際、私も工務店では、フュージェに高耐久シーリングで見積もりを取りました。


単純に30年耐久の物を最初に選択すれば、修繕回数は2回~3回になるので、支払額も200万~450万ほどに抑えられます。

太陽光などの設備に投資するよりもかなり還元率の良い設備投資だと言えます。


投資の考え方で、太陽光を悩まれている方には、外壁への投資を強くおすすめします。

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大手のメーカーと地元工務店

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建設中の家のイラスト

注文住宅を建てる際、大手メーカーにするか、地元工務店にするか悩まれる方は多いと思います。


かくいう私も悩みました。


結論を先にいいますと、自分が納得してお願いできる会社が見つかるまで家は建てないほうがいいです。

なんだ答えになってないじゃないかと思われるかもしれませんし、そんな悠長なこと言ってられないという人もいるかも知れません。



しかし、一生に一度の買い物を納得できない会社におまかせすることはかなり問題だと思いますので、納得するまで吟味してください。


ここからは、私の考える大手メーカー地元工務店の比較を書いていこうと思います。

1.値段

家の値段は大手メーカーのほうが高くなりやすいです。
理由としては、CMや大規模キャンペーンなどの経費も売上から出しています。そういった諸経費を上乗せした金額が家本体にプラスされています。

私なんかセキスイハイムで家を立てましたから、CMに出演している阿部寛さんにお金を払っているようなものです。
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しかし、これはデメリットばかりではありません。

住宅の打ち合わせは概ね1回あたり2時間程度かかります。その間、保育士の方が子供を見てくれますので、大人は打ち合わせに集中することができます。

地元工務店では、スタッフが空いた時間に子供の面倒を見ることはあっても、なかなか付きっきりになってはくれません。
そして、FPの紹介であったり、専用の住宅保険等もあります。
これらすべての値段が住宅の値段と考えて良いでしょう。


地元工務店はそういった住宅以外のお金は殆ど上乗せされません。
したがって純粋な建材費と人件費が家の値段となります。

余計な経費が上乗せされないので、割高感はあまりありません。

2.自由度

大手メーカーの自由度は会社によってまちまちですが、地元工務店に比べると低くなります。

ボックスラーメン構造を採用している、セキスイハイムは間取りに制限がかかります。そして、外観にも制限がかかります。

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一つのユニットは箱型です。これをいくつか組み合わせて家を作ります。

4つをそれぞれ連結させると
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写真のようになります。

つまり、ユニットを4つつなぎ合わせると、空間の真ん中に柱が生まれることになります。

これがボックスラーメン構造が地震に強い理由でもありますが、反対に間取りを制限する要因にもなります。


また、1Fに大きなユニットを配置すると、その上には荷重のかかる部屋を置くことはできません。

私自身がセキスイハイムで家を建てたので例に取りましたが、各メーカーにおいても、間取りは自由でも、グレードによって床材は無垢を選択できなかったり、水回りのメーカーは指定されていたりします。


反対に、地元工務店では基本的にどんなことも自由です。

断熱材の厚さを指定することもできますし、太陽光の代わりに太陽光給湯器を載せることも可能です。床材も無垢を使用するよう頼めば、大抵やってくれます。

家に細かいところまでこだわりのある人は、地元工務店でやってみると、家造りが楽しいのではないかと思います。


3.品質

品質保証については、大手メーカーの方が優れています。

※最近話題になっているダイワハウスの件がありますが、あれは型式適合認定自体がそもそもの問題です。
 他にもトヨタホームパナホームヘーベルハウスミサワホーム積水ハウスも形式適合認定で家を立てています。
 この話は正しく建築している前提で以下の話をさせていただきます。


大手メーカーはそれぞれ研究・技術開発を行い、それをもとに家を立てます。

つまり、強度や耐震性には一定の数値的根拠を持って家を立てています。
そして、国の認めた実験設備を用いて実際に揺らすことでも確認をしています。


地元工務店は多くの場合、そういったことは行っていません。
使用する建材のメーカーが保証する強度は確認できますが、それを組み上げて実際完成した家がどうなのかは正直なところわかりません。(計算上耐震等級3をとっていても)


また、大手メーカーが大型機材等を使用しベタ基礎を1回で打つのに対し、地元工務店の場合、ベタ基礎を2度打ちして作っています。
言っておきますが、正しく施工されていれば全く問題ありません。


私が言いたいのは、大手メーカーは数値的根拠を持って家を建てるので、その点では安心だと思います。

4.アフターメンテ

これも大手メーカーの方が体制としてはしっかりしています。

自社メンテを受ければ保証はある程度されます。

というか、大手メーカーは何でも数字で示すので、説明を聞いていてもわかりやすいですし、単純に比較がまだ容易です。


地元工務店は、私が回ったところだと、基準である10年は保証してくれますが、それ以降は得に言ってきません。

また、このご時世なので、どの会社も数十年先まで存在するかはわかりませんが、大手メーカーのように保証すると言い切ってくれたほうが、消費者としては安心要素は多いと思います。


5.最後に
長々と書いてきましたが、結局私の意見としては、みなさん自身で納得する家造りを進めるためにも、まずは会社のことをよく知ること、営業の方とよくお話をすることだと思います。
その時点で納得出来ないようでしたら、会社を変えたほうが良いです。

今回大きなくくりで大手メーカー地元工務店としましたが、大手メーカーには大手メーカーの良さが、地元工務店には地元工務店の良さがありますので、その違いをしっかりと見ながら、家造りを少しでも楽しんでいただければと思います。


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住宅を資産として持つことはナンセンス

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金持ち父さん貧乏父さんの画像

ロバートキヨサキさんの著書「金持ち父さん貧乏父さん」という本をご存知でしょうか?

ベストセラーになりましたし、タイトルくらいは知ってるよって方もいらっしゃるかと思います。

この本の中でお金には資産負債の2つがあると書かれています。

この本の中で資産はお金を生み出してくれるもの

反対に負債はお金を支払うもの

と分類しています。



では住宅はどうでしょうか?

それは負債です。

もう一度いいます。住宅は負債です。

家は資産になると思っている方には申し訳ないですが、持ち家は負債なのです。


ただローンを払うだけでは負債となってしまうのです。


これだと持ち家否定派の意見になってしまうので、この記事で言いたいことを先に言わせていただきます。



家は損得を基準として建てると不幸になるです。




この本の中では、資産価値のある住宅(不動産)とは、人に売ることができて初めて資産となる。としています。


この本に書かれてことを現実に当てはめ、家を資産とするには、地価の下落しない土地に、建売・中古物件として魅力ある家を建て、それを売ることではじめて家を資産になります。




しかし、家を建てるってそれでいいんでしょうか?



ただ損得を追い求めるだけの家造りでいいのでしょうか?



家を持つことが夢・目標の人だっているじゃないですか。


一生に一度の買い物ですから、こだわりたいじゃないですか。


これからの家族の時間をそこで築きたいじゃないですか。



家を建てるってことはそういった情熱が大事なんです。


損得だけだったら、一生賃貸で十分です。


固定資産税もかからない、住宅修繕費もかからない。


そもそも借金がないわけですから。



損得だけなら賃貸


家に対する情熱があるなら持ち家


損か得かだけを考えて家を建てるのはおすすめしません。

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建売か注文住宅か

一戸建て住宅を考えた際、建売住宅にするか、注文住宅を建てるのか迷うかと思います。

それぞれのメリット・デメリットを並べて、私の個人的な考えを最後にお話したいと思います。

建売住宅のメリット

注文住宅に比べて値段が安い

建材をまとめて運ぶため、1棟あたりにかかる住宅のコストが低いです。そのため、販売価格も安くなる傾向が強いです。
私の住んでいる地域で注文住宅を建てるとだいたい4000万円前後ですが、建売なら3500万円くらいで買うことができます。

同じ世代の人達が多くなる

建売の場合、一つの地域に何棟かまとめて建てます。
そのため、住宅購入を考える30歳前後の世帯がまとめて移り住みます。
子供も必然的に同世代となるため、小学校の集団登校や、友達付き合いなどの交流が生まれ、自然とコミュニティが形成されます。

内覧ができる

購入前に内覧することで、実際の生活をイメージしやすいです。
他の住宅を購入しても、同じような間取りであるため、イメージをそのまま投影しやすいです。
先に住んでいる人のお宅を拝見できれば、更に生活のイメージは強くなります。

入居までの日数が短い

既に建物があるため、購入手続きを行えば比較的早く住むことができます。
値段が既に決定しているため、ローンを組むことも用意ですし、返済計画も立てやすいです。

建売住宅のデメリット

安っぽい家もある

注文住宅で細部までこだわった家を見たあとに、建売住宅を見ると、「うちってなんか安っぽい」と感じる方もいます。
また、ドア部分などは、基本的に高い部材を使用しませんので、こだわりが強いかたや、少しでも高級感を出したいと考えている方には向かないと思います。

工法がわからない

私個人的にはここが一番のデメリットだと思います。
建てたメーカーがどんな基礎を打って、どのような工法を使って建てたのか分かりづらいです。
また、営業マンの知識不足によって詳しい説明が受けられない場合もあります。
ちょっと話がそれますが、建築前の建売住宅を購入した場合、営業マンは「まだ図面はどうにでもなる」といいますが、なりません。
基本的に材料の手配を終えていますから、部屋の配置を多少変えられるか、細かいところを少し修正できるかできないかくらいしか変更はききません。

不特定多数の人が内覧したあとの家を買うことになる

メリットを活かした分、これはある程度受け入れなければならないでしょう。
内覧者もしっかりとスリッパを履いて、傷を付けないように気をつけますが、多くの人が出入りすれば多少痛みます。
本当にファーストオーナーになりたいと思っている人は避けたほうが良いでしょう。

家の値段にがっかりする

建売住居の値段から、その土地の平均額を引くことでおおよその住宅の値段を計算できます。
人気の土地で手頃なお値段の住宅は、それだけ住宅自体にかけるお金が少ないということですので、家の値段を知ったときかなりがっかりするでしょう。
しかし、納得した値段で、人気の土地に住むことができるのであれば、それはメリットだと言えます。

注文住宅のメリット

好きな土地に住める

自分で土地を選び、好きな大きさの家を作ることができます。
土地選びは大変ですが、大きな買い物だからこそ土地からこだわりたいのです。

細部までこだわれる

床の色、クロスの色、キッチン等の設備、階段、ドアの取手などあらゆる物を自分で決めて家を作ります。
すべてが自分好みのオリジナルの特別仕様です。
これこそ家を建てる醍醐味と言っていいでしょう。
一国一城の主としてお金の許す限りこだわり抜くのも良いでしょう。

間取りを決められる

家族計画や、家族の成長、自分たちの老後のことを考えて間取りを決めます。
共働きであれば、家事動線を意識した間取り。
2世帯住宅であれば、お互いのプライバシーに配慮した間取り。
子供の成長を意識すれば、リビング学習のできるスペースなど、家に住む人のことを考えて間取りを組み立てます。
設計士と一緒に家を作ることも家造りの醍醐味です。

家を建てる過程が楽しい

悩み、選択の多い注文住宅ですが、それらを経て一つの城を築き、住むことは人生の集大成といってもいいでしょう。
ときには金銭感覚が狂ってしまうこともありますし、少し面倒に感じることもありますが、それでも家造りは楽しいものです。

注文住宅のデメリット

値段が高い

建売住宅を比べるとかなり高いです。
土地と建物の合算となります。そして、家自体がオーダーメイドになるので、割高になります。

土地を探すのが大変

土地は生物です。
自分がいい土地だと思うものは、他の人も魅力を感じています。つまり、常にライバルが居ることを忘れてはいけません。
しかし、焦って買うものでもありません。
そして、家自体がいくらになるのか、その土地を購入したら、いくらの家が建てられるのかを考えながら土地を探さなければなりません。
地盤、学校、買い物、病院、通勤など、様々な要素がからんで土地の値段を決定しています。
地主さんとの交渉で多少値段を落としてくれるかもしれませんが、地主さん次第なので、交渉する際はうまくやりましょう。

いろいろと決めるのが面倒

細かいところを決めるのは家造りの醍醐味だ!なんて言ってしまいましたが、正直面倒に感じることは多いです。
こだわりたいところはすごく熱心にやりますが、どうでもいいなってところは面倒です。

ローンを組むのが大変

土地購入をするため、住宅とローンの2種類の手続きが必要です。
最終的には1つのローンになりますが、地主さんとの契約と住宅メーカーとの契約を交わす必要があるため、手続きや、銀行とのやりとりは大変です。
いい営業さんならうまく橋渡しをしてくれますが、悪い営業さんだと、放置なので、その場合はある程度は自分で動く必要はあります。
そして、住宅の値段は結構最後の最後まで確定しない場合が多いため、ローンの借入額が多すぎたり、少なすぎたりすることの無いように気をつけましょう。
ちなみに私は少し足りなかったので、頭金とは別に少し支払いました。

住み始めるまでが長い

土地購入、住宅の施工開始から住み始めるまでかなり時間がかかります。
渡しの場合はセキスイハイムで比較的早めに建つ家でしたが、住宅契約から5ヶ月ほどで着工、その後2ヶ月で引き渡しとなります。
ちなみにこれはかなり早い方で、普通は着工から4ヶ月~5ヶ月くらいで引き渡しです。
引き渡し後に外構工事(庭とかの工事です)が2週間から1ヶ月ほどで家が完成します。
多分建売住宅を購入した場合はこの半分くらいの期間で住めるでしょう。

私の考え

どちらもメリット・デメリットがあるため一概には言えませんが、私個人的には多少高くても注文住宅をおすすめします。
理由としては、家は替えが効かないものですので、工法のわからない家を選ぶのはリスキーだと感じるからです。
しかし、建売住宅でも、住友林業や、セキスイハイムなどの大手から出しているものであれば、値段は高いですが、安心だと思います。

なので

細かくいろいろこだわりたいという人は注文住宅

ちょっとめんどくさがりな人は大手メーカーの建売住宅

をおすすめします。

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ガスかオール電化か

ガスとオール電化どちらが得でしょうか。

これはどちらの意見もあります。


オール電化にすればガスの基本料金を支払う必要がないのでオール電化がお得という意見。

ガスは都市ガスであれば安いのでお得という意見。


どちらも正しいともいます。

それぞれ考えられそうなメリットとデメリットを比較してみましょう。
解説が必要そうな部分については、番号の下に簡単な解説を入れておきます。

ガスのメリット

1.初期投資の費用が安い

  ガス設備があればガス会社が引き込み料金を負担してくれます。

2.都市ガスは使用料金が安い
3.停電時でもガスコンロは使える

  ただし、給湯器は電気制御なのでお風呂を沸かすことはできません。

4.火力が強い

  IHの場合は、IH向けの調理方法があります。

5.お湯切れの心配がない

  オール電化のデメリットのところで解説します。

ガスのデメリット

1.ガス漏れ、火災が心配

  オール電化でも火災は発生しますが、確率はガスのほうが高いです。

2.災害時の復旧が遅い

  ガス管が地下にあるため、復旧に時間を要する場合があるそうです。
  東日本大震災では5週間ほどかかったそうです。

3.プロパンガスは高い

オール電化のメリット

1.ガスの基本料金がかからない
2.火災のリスクが少ない

  配線のショート等で火災が起こる可能性はあります。

3.災害時の復旧が早い

  東日本大震災では1週間程度で復旧したそうです。

4.蓄電池を設置すれば停電のリスクが低減される

  蓄電池を設置しないと停電時は家電が動きません。
  蓄電池がなくても、災害用コンセントを設けた場合は携帯の充電等は可能です。

オール電化のデメリット

1.調理器具の買い替えが必要

  ガスコンロからかIHに変わる場合は、IH対応の調理器具にする必要があります。

2.エコキュートのお湯の残量を気にしないといけない

  エコキュートでお湯をためて使用します。そのため、エコキュートのお湯がなくなると水しか使えません。
  また、エコキュートにお湯を貯めるため、お湯を飲むことはできません。
  エコキュートのお湯を薄めて使用するため、貯水量の倍くらいは使えるそうなので、そう簡単に空になることはないと思います。

3.火力の弱さを調理方法でカバーする場面が出てくる

  IH用の調理方法を覚える必要があるかもしれません。
  そのあたりは私自身が新居に引っ越したら、書きます。



まだまだあると思いますが、このあたりで切ります。

どちらもメリット・デメリットがあります。

都市ガスがないのであればガスを引くのもありだと思います。
メリット・デメリットを踏まえてお選びください。

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太陽光をつける目的

新築住宅を建てるにあたってみなさんが直面する問題の中に太陽光があると思います。

私自身もかなり悩んだ結果、取り付けました。

 

今回はそんな太陽光の話を以下の①、②、③の順にお話ししていきたいと思います。

 

① 太陽光は得か?

② 太陽光をつける目的

③ ブログ主はなぜ太陽光を付けたか

 


① 太陽光は得か? 

私個人の考えでは得にはならない場合が多いと思います。

 

まず太陽光発電は、売電収入というものがあります。

 

売電開始10年間は開始年度の買取額を10年間継続して買い取ってくれますが、それ以降はその年の買取額でしか売ることができません。

 

※下の図はイメージです。




この制度が立ち上がった当初は現在の倍以上の値段で買い取っていたため、設備投資した金額を取り返すことは簡単でした。

 

しかし、現在は毎年2円ずつくらい買取額が下がっていますので、今から得をするためだけに設置するのはおすすめしません。

 

そして、太陽光パネルは永年使えるものではありません。また、処分費用がどのくらいになるのかは説明してくれません。

そのため、単に投資した分が返ってくるのかはとても疑問です。


②太陽光をつける目的

では、太陽光はおすすめできないかといえばそうでもありません。

何を目的とするかで大きく意味合いが変わってくることが太陽光の面白いところだと私は思います。

 

それは災害時のライフラインの確保にあります。

太陽光をつけるメリットは、災害時の給電にあると思います。しかし、残念ながら単に太陽光を取り付けただけではこのメリットは受けられません。


太陽光で家電製品を動かすためには、蓄電池の設置が必要だからです。

なので、災害時の給電を目的にするのであれば、蓄電池の検討を合わせて行う必要があります。

ちなみに、災害用コンセントをつければ、蓄電池を設置しなくても、災害用コンセントは太陽光から給電されるため、携帯の充電や、パソコンの充電は可能です。

 

ライフラインの確保を目的に太陽光と併せて蓄電池を検討するのは非常にありだと私は考えています。

 

③ なぜ私は太陽光を設置したのか

住宅メーカーのプランに太陽光を載せない選択肢がなかったからです。

 

私はセキスイハイムで建てました。

セキスイハイムは、現在スマートパワーステーション等で、エネルギーを溜める住宅を推進しています。

 

正直な話、予算に余裕はなく、ローン返済のことを考えると、セキスイハイムよりも地元の大工さんに頼みたかったのはあります。

 

妻と何回も何回も話し合って、大変だけど安心して住み続けられる家を作ると二人で答えを出して決めました。

 

担当の営業マンの方も、それを理解してくれて、通常よりも金額を抑えて、太陽光パネルや蓄電池の付けるプランを作成してくれました。

 

自由度の低いと言われるハイムでできる限り自分たちの望む間取りを相談し合いながら、家のことを決めました。


そうした過程を経て、私自身も納得してハイムで家を建てました。ハイムで家を建てるので、太陽光を付けたのです。

 

ただ、どれだけ載せるのかとか、発電量のシュミレーションとか、たくさん調べたり、計算して数社比較しましたけどね。


結論として、得は多分しませんが、それをカバーするものがあれば載せるのもありだと私は思っています。