外壁への投資は回収しやすい
外壁材といえばサイディングですね。
サイディングの特徴としては、サイディングは、火に強く、工期が短くて済み、色や模様のバリエーションが豊富なので、自分好みの外壁を演出できます。
また、最近ではガルバリウムという鋼板の外壁材もあります。
ガルバリウムは軽いので、耐震性に優れます。
基本的に構造物は軽いほうが揺れの影響を受けづらいため、軽い素材を用いることは家自体の耐震性を上げることに繋がります。
また、塩害の影響を受けづらいらしいです。(私は海の近くに住むつもりはなかったので、詳しくお話を聞いていません。知っている方教えてください。)
しかし、どちらの外壁材も、10年程度で再塗装や、シーリング更新をしなければなりません。
特にシーリングの劣化は、雨漏れによる家の性能や、耐震性を大きく損なうため、劣化する前に手を打つ必要があります。
木造住宅は構造上、壁の劣化は耐震性の劣化に直結しますので、命に関わります。
この外壁の修繕工事、1回あたり100万から150万ほど掛かります。
そして、工事周期は約10年です。
30歳で家を建てる私を例に取ると、平均寿命の80歳までに5回は外壁工事を行うことになります。
その総額は500万から750万になります。
現在の物価でこの値段ですから、将来的にもう少し物価が上昇すると仮定しますと、更に上乗せされると予想しています。
なので早い話、もっと耐久性のある外壁を選べば得をするという話です。
大手メーカーでは30年耐久の外壁を用意していたり、タイル外壁にすると、60年を保証する商品もあります。
私の家はセキスイハイムですので、標準でレリーフ外壁という30年耐久の外壁材が標準。オプションでタイル外壁にすると60年保証の商品も用意されています。(私は予算の都合で断念しました)
他のメーカーでも高耐久の外壁材がありまして、積水ハウスのベルバーンという商品が該当します。
このベルバーンについて、わかりやすく紹介している方がいらっしゃったので、そちらをリンクさせていただきます。
気になる会社さんに高耐久の外壁材について訪ねてみると、回答があると思いますので、聞いてみることをおすすめします。
また、地元工務店で建てられる方には、旭トステムから出ているシーリングレスの外壁材「ガーディナル」やニチハから出ている「フュージェ」を選んだり、使用するシーリング材(コーキング材)を高耐久のものにしてみるのもおすすめです。
実際、私も工務店では、フュージェに高耐久シーリングで見積もりを取りました。
単純に30年耐久の物を最初に選択すれば、修繕回数は2回~3回になるので、支払額も200万~450万ほどに抑えられます。
太陽光などの設備に投資するよりもかなり還元率の良い設備投資だと言えます。
投資の考え方で、太陽光を悩まれている方には、外壁への投資を強くおすすめします。
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